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執筆者の写真Kendall Lab

<フィアット500>編/映画・テレビで「人気の車」のエンジンオイル・フルード

皆さんこんにちは!「ケンドルラボ」担当・ケン太です。

私たちの拠点がある兵庫県神戸市(とその周辺)の「春の風物詩」といえば「イカナゴのくぎ煮」です。

新鮮なイカナゴの稚魚を、醤油、砂糖などで甘辛く煮た佃煮の一種で、古くから多くの家庭で作られています。

例年この時期になると、スーパーの店頭に「くぎ煮」を入れる保存容器が大量に並んだり、郵便局に「くぎ煮を送ろう」といったのぼりが立ったりするのですが、近年は不漁続きで盛り上がりは今ひとつ。

春の訪れを感じる郷土料理には、いつまでも残って欲しいものです。


さて、無理矢理に「春っぽい話題」でスタートした3月最初のケンドルラボは、前回から始まりました新企画「映画・テレビで『人気の車』のオイル・フルード」の第2弾です。今回取り上げる映画・テレビで人気のクルマは、誰もが知っている名作アニメ「ルパン三世」シリーズでお馴染み「フィアット500(チンクエチェント)」です。

ルパンの相棒として元気よく駆け回る姿に憧れて、オーナーになった先輩方も少なくないのでは?

ちなみに、「チンクエチェント」とはイタリア語で「500」そのものを意味しています。




「ルパン三世」に登場する<フィアット500>は黄色だけじゃない!

フィアット500が登場するアニメ「ルパン三世」シリーズのテレビ放送開始は、なんと50年以上も前の1971年のこと。

以来、テレビシリーズは2022年の第6シリーズまで放送されており、そのほかにも劇場版、テレビスペシャル版など多数の作品が発表されています。


フィアットが世界に誇るフィアット500ですが、すっかり「ルパン三世=黄色いフィアット500(あるいはその逆も)」というイメージが定着していますね。そのきっかけは、1979年公開の劇場用アニメ「ルパン三世・カリオストロの城」。

名作中の名作であるこの作品のテレビ放送(地上波以外を含む)は、現在までに20回を超えているとか。毎年のように再放送があるので、私より少し下の10~20代のファンが多いのも納得です。


ところが、調べてみると1971年のテレビアニメ第1シリーズから、すでにフィアット500の姿が・・・。そのときのボディカラーは、黄色ではなく薄い水色。そして、運転しているのはルパンではなく峰不二子でした。

さらに、峰不二子は2012年の「ルパン三世・東方見聞録」にも、ピンク色の現行(3代目)フィアット500に乗って登場しています。


ルパン三世とフィアット500にまつわるエピソードは、ルパンやフィアットを愛する方々が紹介してくださっているので、興味のある方は検索してみることをオススメします!



フィアット500(チンクエチェント)ってどんなクルマ?

「ルパン三世」シリーズに登場する可愛いクルマ「フィアット500」は、1957年から1977年にかけて製造された2代目と、2007年に登場した現行モデルの3代目になります。


「ルパンの愛車」として知られる2代目フィアット500は、デビュー当時479ccの空冷直列2気筒OHVエンジンを搭載。その最高出力は、わずか13馬力。

それでも、わずか470kgという車重のおかげで燃費が良く、街中をスイスイ走り回ることができたそう。そして、豪華装備と2馬力アップの上位モデルの登場で大ヒット。世界的名車へと成長します。

ちなみに、「カリオストロの城」でとんでもない走行性能を見せるルパンのフィアット500は、スーパーチャージャー搭載の「魔改造車」です。


峰不二子が乗っていたピンク色の3代目フィアット500(現行モデル)は、2023年3月現在3つのグレードを展開しています。

ベーシックモデルには、1,240ccの直列4気筒SOHCエンジン(69馬力)を搭載。

上位モデルには875ccの直列2気筒ターボエンジン(85馬力)が搭載されています。


トランスミッションはいずれも2ペダルMTの「デュアロジック」で、AT限定免許の方でも、MT車のように思い通りの気持ち良いドライブが楽しめます。

なお、3代目フィアット500の乗車定員は、さらに小さかった2代目と同様の4名です。



<フィアット500>にピッタリの、ケンドルエンジンオイルは?

ルパンが乗っている、空冷エンジン搭載の2代目フィアット500にマッチするケンドルのエンジンオイルとしては、いわゆる「旧車」や空冷エンジン搭載車のオーナー様から高い支持を獲得している「Kendall GT-1 Competition SAE20W50」または、シングルグレードの「Kendall GT-1 Competition SAE50」が挙げられます。

シングルグレードのエンジンオイルは入手困難になってきていますが、ケンドルのシングルグレードなら、ネット販売でいつでも気軽に入手できます。

まだお使いになったことのない方は、ぜひお試しください。


3代目フィアット500のメーカー指定粘度は、1.2リッターNA、0.9リッターターボ(ツインエア)のいずれも「5W40」となっています。

また、要求されるACEA規格については「A3/B4」、フィアットのオイル規格としては「Fiat 9.55535-S2」となります。

したがって、それら条件にマッチするケンドルのエンジンオイルは、「Kendall GT-1 EURO 5W40」となります。

初めてケンドルをお使いになる場合は、オイルエレメントも併せて交換されると、より高い効果を実感いただけると思います。


なお、2ペダルMT「デュアロジック」の油圧作動油である「デュアロジックオイル」の代替品として、ケンドルの「Kendall Classic ATF」または「Kendall VersaTrans LV ATF」をお使いいただけます。

詳しくは「セレスピードやデュアロジック等『2ペダルMT』用『あのオイル』のお話」をご覧ください。

 

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