VersaTrans LV ATF (Full Synthetic)
バーサトランス・エルブイ
VersaTrans LV ATF JP Ver.
商品コード:D-6
Classic ATFよりもワンランク上。全合成ベース・次世代型マルチパーパスATF。
多段化AT(6速、7速、8速、9速、10速)、ハイトルクCVT、湿式DCTを搭載する最新車種へ。
電動油圧パワステアリングフルードの代替としてもおススメ。
低粘度な省燃費設計、耐久度が大幅向上
薄くても強い低粘度合成系ベースオイルと特殊な粘度指数向上剤を採用。
長時間使っても粘度変化がほとんどありません。
完璧な配合技術。
どの角から分析しても欠点は見当たらない!
AT特有のフリクションロスを低減
コールドスタートの時でも、スムーズな走行を実現。
真冬など外気温が非常に低い地域などでは、エンジンの暖機完了に合わせて走行を開始しても、連動するトランスミッションの暖機が未完了のため、フリクションロス(摩擦抵抗)が発生し燃費が悪化する事があります。
Kendall® VersaTrans® LV ATFはコールドスタート(油温約25℃)の時でも、スムーズな走行を実現し、燃費向上に貢献できます。
【参考】エンジンスタートと同時にATFの温度を短時間で温める装置(ATウォーマー等)を意図的に取り付けている車種もあります。
ATF分析(新油と使用油の比較)
※新油の状態でも金属添加剤が反応し、ごく微量の水分が検出されることがあります。
テスト結果
使用油の着色・透明感が確認できました。アルカリ価の減少から添加剤の消耗は認められるものの、動粘度(@100℃)に変化がなく、全酸価の増加も非常に少ない事から、基油の酸化(熱劣化)はほとんど起こっていない状態と言えます。スラッジの発生も0%であることから摩耗粉やコンタミも認められません。摩耗金属分についてもほぼ想定内であり、適正範囲内と考えられます。また、適正な摩擦係数の持続力も確認出来ました。
以上の事から、このタクシー会社の現行車両および運行条件においては、Kendall VersaTrans LV ATFは最大で「18万kmまたは2年毎」の交換サイクルを提案することが可能です。
高摩擦係数・低摩擦の相反する関係が長期安定
泡消性の向上
対油切れ、摩耗、焼き付き防止等への信頼度が高まります。