top of page
  • 執筆者の写真Kendall Lab

レトロで可愛いロンドンタクシー。じつは凄いクルマでした!タクシーのお話

皆さんこんにちは!「ケンドルラボ」担当・ケン太です。

クルマ好きなら誰にでも「一度は乗ってみたい(所有してみたい)憧れのクルマ」があると思います。

一般的にスポーツカーや高級車がそういった対象になりそうなものですが、私の上司はそうではありませんでした。

上司の憧れのクルマは「ロンドンタクシー」。これは完全に予想外でした。


思いがけず面白そうなネタを授かりましたので、今回のケンドルラボはタクシーに関連するお話です。

それでは、上司が憧れるロンドンタクシーってどんなクルマ? といったところから始めましょう。





ロンドンタクシーってどんなクルマ?日本でもロンドンタクシーに乗れる?


ロンドンタクシーとはご存じの通り、イギリスの首都・ロンドンを走るレトロで優雅な(ユニークな?)フォルムのタクシーのこと。

ロンドン交通局認定の「ブラックキャブ」と呼ばれるタクシーが、いわゆるロンドンタクシーにあたります。ブラックキャブとはいうものの、車体にラッピング広告を纏った車両も増えているのだとか。

ルーフ部分の「TAXI」ランプ(日本のタクシーでいう行灯)がブラックキャブの目印です。


写真をボンヤリと眺めているだけでは気付かなかったのですが、ロンドンタクシーはとても大柄なクルマなんですね。

最新型のロンドンタクシーTXは、全長が約4.9m、全幅が約2m、高さ約1.9m、重量は約2.3トン。

サイズとしては完全に日本の大型ミニバンです。にもかかわらず、最小回転半径はわずか4m!

さらに驚かされたのは、100%モーター駆動の電気自動車(航続距離600km)だということ。

これは一度お目にかかりたいです。


そんな現代のロンドンタクシーのメーカーはLEVC(London Electric Vehicle Company)。

もともとロンドンタクシーを製造していたBMC(British Motor Corporation)を源流とする企業で、ボルボと同様に中国・ジーリー(吉利汽車)の傘下にあります。

2012年、日産が次世代型ロンドンタクシーを開発・提案したものの、従来のロンドンタクシーのイメージからかけ離れており不評だったことや、電動化の要件が追加されたことなどを理由に撤退。

最終的にLEVCの車両が採用され、2018年に営業運転を開始したのだそうです。


「ロンドンタクシーに乗ってみたい!」という方もいらっしゃると思いますが、日本でもロンドンタクシーに乗ることは可能なようです。

東京近辺でロンドンタクシーを使ったタクシーが営業運転を行っているとのこと。もしも遭遇したら、乗るしかないですね!

そのほかに結婚式場や観光地、イベント会場などで目にするチャンスがありそうです。



現在、日本でただひとつのタクシー専用車/トヨタ・JPNタクシー


何となくロンドンタクシーっぽい姿をしたタクシーが、どんどん増えてきましたね。ずんぐりむっくりとしたあのタクシーは、トヨタの「JPN(ジャパン)タクシー」です。

かつて、日本のタクシーといえば「クラウンコンフォート」や「セドリック」でしたが、どちらも生産終了。JPNタクシーの唯一のライバルだった「NV200タクシー」までもが姿を消し、現時点で日本のタクシー専用車はJPNタクシーだけになっています。


JPNタクシーはちょうど10年前の2013年11月、第43回東京モーターショーの参考出品車としてお目見えしました。

それから4年後の2017年に発売。当初は「東京五輪の開催を控えた東京を優先して納車していた」という噂を聞いたことがありますが、真偽のほどは…。

しかし、実際に東京のタクシーは次々とJPNタクシーに置き換えられた気がしますし、地方都市ではまだまだ4ドアセダンのタクシーが健在ですから、噂は本当なのかも。


どうでもいい話ですが、JPNタクシーには2つのグレード「和(なごみ)」と「匠(たくみ)」という2つのグレードがあるのをご存知でしょうか?

「匠」のほうが上級グレードなのですが、バンパーやグリルなど各部に違いがありますので、「パッと見」で見分けがつきます。

もちろん、内装色にも違いがありますので、その辺りに注意しながら乗車してみると面白いかもしれません。なお、JPNタクシーは個人でも購入可能だそうです。



本物のタクシーでやってみた!ケンドルATFの実車走行テストの結果は?


ケンドルでは、エンジンオイルのほかにATF(オートマオイル)も取り扱っており、全国の多数のタクシー会社様にATFをお使いいただいています。


タクシーは毎日のように数百kmもの走行距離を重ねていくため、使用するエンジンオイルやATFにも高い耐久性が求められます。

ケンドルのATF「Kendall VersaTrans LV ATF」の耐久性を証明するために行った、タクシー車両による「実車走行テスト」の結果をホームページで公開しています。ここでは簡単に概要をご紹介します。


テストで使用したのは、排気量2000㏄、4速ATを搭載した4ドアセダンのタクシーです。

同型のタクシー2台に「Kendall VersaTrans LV ATF」を使用し、埼玉県内を約2年間走行してもらい、新油と使用油の比較を行いました(詳細はホームページでご確認いただけます)。

結果としては、約17万7千km、約16万kmを無交換で走行しても、ケンドルのATF「Kendall VersaTrans LV ATF」に粘度低下や酸化劣化に伴うスラッジの発生などは見られませんでした。


実験の詳細のほか、ケンドルのATF「Kendall VersaTrans LV ATF」の優れた特長を詳しくご紹介していますので、タクシー会社のご担当者様、個人タクシーのドライバー様も、ぜひ一度ケンドルのホームページをご覧ください。


業務用パッケージ(ペール缶、ドラム缶)の販売は、日本全国の代理店から主に各地域の自動車部品商様を通じて行われております。

北海道から沖縄県まで網羅していますので、ご興味のある方はホームページ内のお問い合わせフォームよりご相談ください。

 

関連する商品等のご紹介

 

bottom of page