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ちょっと気になる高速道路の「3つの謎」について調べてみました

  • 執筆者の写真: Kendall Lab
    Kendall Lab
  • 4 分前
  • 読了時間: 6分

皆さんこんにちは! 「ケンドルラボ」担当・ケン太です。 ケンドルラボではこれまでに、ゴールデンウィークや夏休みといった大型連休の前に、高速道路に関する話題を扱ってきました。 今回のケンドルラボは年末年始休暇が終わってしまったタイミングですが、高速道路の話題です。 個人的に気になっていた高速道路の「小さなギモン」を、サクッと調べてみました。 カーライフに役立つかどうかもギモンですが、最後までお付き合いください。




サービスエリア(SA)とパーキングエリア(PA)って、何がどう違うの?


遠方へのクルマでの移動に便利な高速道路。 移動距離が長くなればなるほど、有難味がよくわかるのが「サービスエリア(SA)」と「パーキングエリア(PA)」の存在です。 食事をしたり、トイレにいったり、仮眠をとったり、お土産を買ったり、電話やメールをしたり、犬の散歩をしたり、ちょっと一服したり…もしも高速道路にサービスエリア、パーキングエリアがなかったら、高速道路の利用は相当な覚悟と忍耐が必要になりそうです。


「高速道路のオアシス」ともいえるサービスエリアとパーキングエリアですが、「いったい何が違うの?」と思ったことはありませんか? 多くの方が「レストランやガソリンスタンドがある、大きな施設がサービスエリア」「トイレと自販機だけがある、小さな施設がパーキングエリア」というイメージではないでしょうか。 ここで唐突に正解を発表しますと「ハッキリとした違いはない」のだそうです。


正解の根拠は、NEXCO東日本のホームページにある「明確に区別できない」という記載です。 NEXCO東日本によると、基本的には「人と車が必要としているサービスを提供している休憩施設」がサービスエリアで「ドライバーの皆さんの疲れや緊張をとるためのサービスを提供している休憩施設」がパーキングエリアとのこと。 実際には、施設によって提供するサービス(ガソリンスタンド、レストラン、売店など)に違いがあるため、「SAとPAの区別は難しい」ということになるのですね。


「サービスエリアとパーキングエリアの違い」に関するNEXCO東日本のホームページを閲覧していて面白かったのは「開通後にSAPAの施設・提供するサービスの内容が変わったからと言って、呼び方がSAからPAに変わったり、PAからSAに変わったりはしません(NEXCO東日本のホームページから抜粋)」というところ。 なるほど。そういった点でも、サービスエリアとパーキングエリアを「明確に区別する」のは難しそうですね。

※「SA・PAの違い」の面白い記事は色々とあるので、ネット上で探してみてください。


いつまで続くの?高速道路が生まれ変わる「リニューアルプロジェクト」


日本で初めての高速道路が開通したのは、溯ること60年以上も前の1963年7月のこと。 「名神高速道路」として、滋賀県「栗東IC」と兵庫県「尼崎IC」間の71kmの区間が開通しました。 現在、日本の高速道路の総延長はなんと約1万キロに達しており、いまや高速道路網は「日本の大動脈」どころか「日本の血管網」となっています。


私たちの暮らしから決して切り離すことのできない日本の高速道路網ですが、主要な高速道路を見てみると、開通から30年以上が経過した区間が約6割に達しています。 単純に時間が経過しているだけならまだしも、多くの区間で老朽化・劣化が進んでいることから、大規模な修繕が必要な状況に陥っているのです。


私は随分と前から高速道路を利用する機会が多く、西日本各地の高速道路を頻繁に利用しています。 「高速道路リニューアルプロジェクト」をボンヤリとしか知らなかった頃は、「ずいぶんと大掛かりな工事をやっているなぁ」という程度の認識しかありませんでした。 しかし、いつまで経っても、どこかで必ず工事をやっている…しかも、かなり長い区間で。 私と同じように「この工事はいつまで続くのだろう?」と思っている方も多いのでは?このプロジェクト、今のところ2030年頃まで続くそうです(それ以降も続くでしょう)。


リニューアルプロジェクトの工事は、高速道路の表面部分について「舗装をキレイに修繕する」といったレベルではありません。 舗装の下にある鉄筋コンクリート製の床板そのものをより厚みのあるものに取り換えたり、床板に水がしみこまないよう徹底的な防水処理を施したりするほか、道路脇の「のり面」の安定化工事を行ったり、トンネルの構造を強化したりするなど、まさに「リニューアル」という言葉通りの大工事の連続なのです。


高速道路リニューアルプロジェクトに伴う工事は、全国各地の高速道路で行われています。 プロのドライバーの皆さんや、私と同様に高速道路をよく利用する方にとって、工事はもはや「当たり前」のことになっていますが、高速道路をたまにしか利用しない方は注意が必要です。 工事は複数の区間で行われており、車線規制の規模も大きく、時間によって規制する区間・車線が変わったりもします。 事前に各高速道路会社のホームページで、工事についての情報収集を行うようにしましょう。


謎の数字「E1」「E2」「C3」などの正体は?「高速道路ナンバリング」


私がよく利用する高速道路は中国道(中国自動車道)なのですが、看板などに「E2A」という表記があります。 もう何年も前のことになりますが「これはいったい何?」と気になって調べてみたところ、「高速道路ナンバリング」というものがあることを知りました。 2020年の完成を目指して、2017年2月に圏央道で初導入となった高速道路ナンバリング。 そうです。東京オリンピック・パラリンピックの開催に合わせて導入されたのです。


高速道路ナンバリングの概要を国土交通省のホームページで確認したところ「整備が進む我が国の高速道路ネットワークにおいて、路線名に併せて路線番号を用いて案内する『ナンバリング』を導入することにより、訪日外国人をはじめ、すべての利用者にわかりやすい道案内を実現します」とありました。


ナンバリングの対象となるのは、「高規格幹線道路網(いわゆる高速道路と自動車専用道路)」やその周辺で「高速道路ネットワーク」を形成する路線だそうです。 すでにナンバリングが行われていた首都高や阪神高速などの都市高速道路は対象外となりました。


ナンバリングに際しての細かいルールが決められています。 先頭のアルファベットは、高速道路・高規格道路は「Expressway」の頭文字である「E」、環状道路は「Circle」の「C」となります。 面白いのは「親しみやすく」という理由で「既存の国道番号(2桁以内)を活用する」というもの。 たとえば東名高速は国道1号が並走するので「E1」、山陽道は国道2号が並走するので「E2」、九州道は国道3号が並走するので「E3」といった具合です。


並走する国道がない東京湾アクアラインは数字ではなく「CA」。 「A」は「Aqua Line」ということですね。 中国道の「E2A」、南九州道の「E3A」のように数字の後に「A」が付く路線は、「並行する路線のグループ」ということを表しているそうです。 中国道は山陽道のグループ、南九州道は九州道のグループということですね。 なお、もっとも大きな数字は、宮崎県の「一ツ葉有料道路」の「E98」になります。


高速道路には色々な謎が

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