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  • 執筆者の写真Kendall Lab

調べてみると面白い!欧州車メーカーのブランドロゴ・エンブレムのお話

皆さんこんにちは!「ケンドルラボ」担当・ケン太です。

過去に所有していたものと同型のクルマを見かけたのですが…どうも雰囲気が違う。

違和感の答えはエンブレムにありました。

そこそこ古いクルマであるにもかかわらず、デザイン変更後の最新エンブレムが装着されていたのです。

クルマのロゴやエンブレムは小さいものですが、その存在感やデザイン上で果たす役割は大きいものなのだなと実感しました。


そんな出来事がありましたので、今回のケンドルラボは自動車メーカーのブランドロゴ・エンブレムのお話です(今回は欧州車メーカーに焦点を当ててみました)。




日本でもお馴染み「ドイツの御三家」ベンツ・BMW・アウディのエンブレム


日本で最も販売台数が多い輸入車といえば、メルセデス・ベンツですね。

最も販売台数が多い輸入車だけに、クルマに詳しくない方でもあのエンブレムをご存知のハズ。

メルセデス・ベンツのエンブレムは、三つの頂点を持つ星「スリーポインテッドスター」。

輝く3本の光の筋は「陸」「海」「空」を表しているそうです。


ベンツと並ぶ人気のドイツ車メーカーといえばBMW。

社名のBMWは「Bayerische Motoren Werke(バイエルン州のエンジン工場)」の頭文字から。

BMWはもともと、航空機用エンジンのメーカーとして1916年に誕生した会社です。

ところが、1918年11月に終結した第一次大戦後、ドイツは軍用機用エンジンの製造を禁止されてしまいます。

そこで1923年に「R32」という二輪車を発表。5年後の1928年に自動車の製造を開始します。


BMWのエンブレムは、バイエルン州の会社ということで、バイエルン州の「青×白の州旗」をモチーフにしたという説が有力です。

「回転する航空機のプロペラ・青い空・白い雲」がモチーフになっているという説がありますが、どうやらそれは後付けのようです。

ただし、プロペラ説は「後付け」というだけで「間違い」ではないのだとか。

その辺のお話は紙面の都合上割愛しますが、面白いので是非調べてみてください。


ベンツ、BMWに続いてアウディのエンブレムですが、こちらも「フォー(シルバー)リングス」としてお馴染みですね。

クルマにあまり興味がない方の中には、あの超有名な五輪マーク「オリンピックシンボル」と間違えることも…といった話を聞いたことがありますが、たしかにありそうな話ですね。


現在まで続くアウディの誕生は1909年のことですが(前身となる「アウグスト・ホルヒ&チエ」の創立は1899年)、1929年に起こった世界恐慌で疲弊したドイツでは、1932年に自動車メーカー4社(アウディ・DKW・ホルヒ・ヴァンダラー)が合併し「アウトウニオンAG」として再スタートを切ることになります。

そのとき、4社結束のシンボルとして、4つの重なる輪に各社のロゴが入ったエンブレムが作られます。

それがやがて「アウディAG」となる際、現在の「フォー(シルバー)リングス」へと進化したのです。



馬・牛・ライオンなどなど…動物がモチーフのエンブレムあれこれ


世界最高峰のスポーツカーを生み出す自動車メーカーといえば、真っ先にフェラーリとポルシェの名が挙がりそうですが、どちらのエンブレムも「跳ね馬」ですね。

詳細については省略しますが、じつはフェラーリとポルシェの跳ね馬、どちらもルーツは同じでドイツ・シュツットガルト市の紋章なのだそう。

ポルシェについては知っていましたが、フェラーリもそうだとは知りませんでした。


牛(猛牛)がモチーフのエンブレムといえば、フェラーリと同じイタリアのランボルギーニ。

創業者フェルッチオ・ランボルギーニが4月28日生まれの「牡牛座」であったことから、牛のエンブレムが採用されたというのが有力な説だそう。

もともとトラクターのメーカーだったため、力強さを表現するために猛牛にした…などの説もありますね。


フランスのプジョーはライオンのエンブレムで知られています。

プジョーが誕生したフランス東部の街・ベルフォールの貴族の紋章が由来だそう。

プジョー車のライオンエンブレムが生まれたのは1905年のことで、「矢の上を歩くライオン」のエンブレムがグリルに輝いていたようです。

プジョーという企業自体は1810年に生まれており、当初から自社製の工具類、自転車、コーヒーミルなどの製品に「ライオン印」が付いていました。


ほかにはない、ちょっと変わった動物をエンブレムのモチーフにしているのが、孤高の自動車メーカー・アルファロメオです。

エンブレムの中央に描かれるのは、ミラノ市の紋章にある赤十字と、人間を飲み込む大蛇。

「ビショーネ(bishione)」と呼ばれる大蛇は、ミラノのヴィスコンティ家の紋章だそうですが、ヘビというより龍のようにも見えます。

ベンツのエンブレムを飲み込むビショーネ「ベンツイーター」をご存知の方は、相当なモータースポーツファンのハズ。



ケンドルのブランドロゴは「ピースサイン」ではありません!


ケンドル製品(エンジンオイルやATF)をご愛用いただいているファンの方はご存知かもしれませんが、たまたま「ケンドルラボ」に辿り着いた通りすがりの方などはご存知ないと思いますので、この機会に知っておいてください。ケンドルのブランドロゴは「ピースサイン」ではありません!


モチーフは「2」を表している人間の指であることは間違いないのですが、「喜び・楽しさ」「勝利」「平和」などを意味するものではないのです。

ケンドルの2本指のブランドロゴは、今から約100年前の1928年(昭和3年)にアメリカで当時世界初の「2,000マイル(約3,200km)無交換オイル」をリリースしたことを記念して作られたもの。

2本指は「2,000マイル」を意味しているのです。

まさしく「長持ちエンジンオイル」のケンドルを象徴する存在です。


まったくの余談ですが、日本では割と好意的に受け止められるピースサインですが、ギリシャでは相手を侮辱した意味となるようです。

しかし、そんなギリシャにも我々と同じような立場のケンドルモーターオイル正規代理店が存在しています。果たしてギリシャ国内においてケンドルロゴはギリシャ人にどのように捉えられているのでしょうか。

ネガティブなイメージはないのでしょうか。


もし米国で開催される代理店会議でお会いする機会があれば、ぜひ彼等へ直接インタビューしてみたいと思います。

ちなみに、日本の若い女性の間で流行った裏ピースや逆ピースも「侮辱」「軽蔑」「卑猥」といった意味に解釈される諸外国も少なくありません。

旅先での写真撮影は注意したいものです。


 

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