皆さんこんにちは!「ケンドルラボ」担当・ケン太です。
毎年この時期になると、いわゆる“豪雪地帯”に住む友人から、目を疑うような写真が送られてきます。
「駐車場のクルマが一晩で雪に埋まる」「雪の中からスコップでクルマを掘り出す」「クルマの屋根に積もる数mの雪」などなど。
私なら絶望する状況ですが、彼は「冬の恒例行事」のように楽しんでいる様子。
雪国で大変なカーライフを楽しむ彼のたくましさを、少しは見習いたいものです。
さて、今年で3年目に突入するケンドルラボは、これまでとは違う視点でエンジンオイル等に関する話題をご紹介する新企画がスタートします!
タイトル通り、映画やテレビなどに登場する数々の名車に「ピッタリ」のオイルとフルードを、ケンドルで置き換えてみようという企画です。
まだまだ手探りの状態ではありますが、ひとまず始めてみましょう。
<BMWミニ>が主役の映画といえば・・・2003年公開の「ミニミニ大作戦」
世界各国の様々なクルマが走り回る日本で、とくに人気の高いブランド・車種のひとつに挙げられるのが「MINI(ミニ)」ですね。
日本だけでなく、世界各国でミニの人気を押し上げるきっかけにもなった映画が、2003年公開のアメリカ映画「ミニミニ大作戦」です。
「金塊」「強盗」「カーチェイス」といったキーワードから、どんな映画なのかは何となく想像がつくと思います(笑)ところが、カーチェイスというか、カーアクションというか、その辺りに関しては期待を超える面白さがありました。
あの丸っこくてカワイイ、BMWミニ(クーパーとクーパーS)が、まさか躊躇なく地下鉄の駅構内へと階段を駆け下り、挙げ句の果てにホームから軌道上へ降りてしまうとは。
ヘリコプターを相手に奮闘するミニの姿も勇ましく、車格を感じさせない迫力のアクションシーンはお見事です。ミニって、あんなに元気いっぱいに走るのですね。
最近知ったのですが、この映画は1969年公開の同名映画のリメイクなのですね。
もともとの作品では、今は無きブリティッシュモーター時代の小さな小さなミニが走り回っているのでしょうか。こちらのほうも見てみたいです。
映画に出てくるBMWミニってどんなクルマ?
2003年公開の「ミニミニ大作戦」に登場するブルー・ホワイト・レッドの3台のミニは、ミニがBMWブランドになってから、初めて登場した「第1世代」と呼ばれるBMWミニです。
ブルーとホワイトの2台が「クーパー(R50)」、ボンネットにエアインテークを備えるレッドが「クーパーS(R53)」です。
エンジンは3台とも1.6リットルの直列4気筒SOHCエンジンを搭載していますが、ブルーとホワイトの「クーパー」の最高出力が116馬力であるのに対し、レッドの「クーパーS」は163馬力。
「クーパーS」には、インタークーラー付スーパーチャージャーを装着していました。
迫力の走行シーンを見ていると、もっとパワーがありそうに見えますね。
では、当時のBMWミニにピッタリの、ケンドルエンジンオイルは?
現在、BMWミニも含め、欧州車といえば、欧州自動車工業会主導のACEA規格に準じたエンジンオイルが主流です。
しかし、2003年当時はまだACEAの運営がスタートしたばかりで、初代BMWミニにはAPI(アメリカ石油協会)規格 SJクラス、粘度は0W40が指定されていました。
もしもこの当時のBMWミニにケンドルエンジンオイルを使うとすれば、「Kendall GT-1 High Performance 10W40」がおススメです。
車歴は一番新しいタイプでも17年は経過しています。エンジンを錆びや腐食から守るために、「GT-1ハイマイレージブースター」を添加しておくと完璧です。
もちろん「GT-1 Endurance 10W40」でもいいですね。
ちなみに、BMWミニが登場したことで、それ以前のミニは「クラッシックミニ」、「BMCミニ」、「ローバーミニ」などと区別して呼ばれるようになりました。
ローバー時代のミニはエンジンとミッションが一体型になっており、指定のエンジンオイルはSF 10W40。
同じく「Kendall GT-1 High Performance 10W40」がご利用いただけます。
最後に、第2世代(2006年~2010年)、第3世代(2013年~)のBMWミニには、ACEA規格およびBMW独自の追加試験に合格している「Kendall GT-1 EURO」シリーズをご利用ください。
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