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  • 執筆者の写真Kendall Lab

何でも値上がり!アメリカのインフレが止まらない!

皆さんこんにちは!Kendallラボ担当・ケン太です。

「三度の飯よりドライブが好き」な私ですが、MT車を所有したことがありません。

その理由のひとつは「運転中の飲食が難しくなるから」です。

私のドライブの目的は「ただひたすらに運転すること」。

AT車なら、ドライブスルーで調達したハンバーガーやポテトを頬張りながら運転できますね。

MT車を運転しながらハンバーガーやポテトを頬張る・・・不器用な私には、とても無理な芸当です。


さて、今回のKendallラボのテーマは「何でも値上がり!アメリカのインフレが止まらない!」です。

ファストフードの王様、マックフライポテトが品薄となり、一時的にLサイズとMサイズの販売が中止されたことは皆さんの記憶に新しいと思います。


これは何も「ジャガイモがなくなった」のではなく、物流の混乱によって日本への輸入が大幅に遅れたことが原因です。

今回の“ジャガイモ騒動”に代表される物流の混乱は、コロナ禍の影響で長期にわたっており、現在も世界の物流を支えるコンテナ船のスケジュールは大幅に遅れています。

そして、物流の混乱に留まらない深刻な事態を引き起こしています。




アメリカの物価高を「ビッグマック」で確かめてみると・・・

「ゼロコロナ」から「ウィズコロナ」へと早々に転換し、経済の急回復を見せるのがアメリカです。

そんなアメリカも、物流の混乱・停滞からの原料価格の高騰、さらに原油価格の高騰、そしてロシアによるウクライナ侵攻など、多方面からの影響を受けています。


アメリカの物価はこれまでもずっと高かったのですが、ここしばらくの間にさらに高騰している状況です。

その影響で、カルフォルニア州ロサンゼルスでは、この7月から小規模企業の最低賃金(時給)が15ドルへと引き上げられるそうです。


15ドルを最近の為替レートで計算すると・・・時給(ほぼ)2,000円にもなります。

一見うらやましく思えるのですが、現地で生活するとなると、たとえ時給2,000円であっても「かなり節約した生活」しか送れないのが今のアメリカなのです。


さて、経済指標の一つに「ビッグマック指数」というものがあります。

これは世界各国のマクドナルドのビッグマックが「現在いくらで売られているのか?」を調べ、それを指数変換して比較し、世界の物価状況を知ろうというものです。

簡単にいえば、現在日本で売られているビッグマックの値段と、アメリカで売られているビッグマックの値段の比較です。


現在、日本でのビッグマックの値段は1個390円。一方のアメリカでは1個5.34ドル。

直近の為替レート(6月1日午後時点)で計算すると・・・なんと約690円!1個あたり約300円もの差があることが分かります。なお、アメリカのビッグマックが690円なら、日本ではドリンクとサイドメニューがついた「ビッグマックセット」と同じ値段になります(笑)


このように、身近なモノで比較してみると、現在のアメリカの物価がいかに高騰しているのかがよく分かるのではないかと思います。

ちなみに、現在の日本のビッグマックの値段は、同じアジア圏のタイ、中国、韓国での値段よりも安いそうです。



私たちケンドルも頭が痛い、アメリカのインフレ

そして、私たちケンドルも例外ではなく、今年に入って既に複数回、それも過去に経験のないスピードと大きな値上げが繰り返し行われています。

ケンドル製品はすべてアメリカ製ですから、アメリカの物価上昇はストレートパンチでとても堪えるのです。


今回は製品価格の値上がりだけではなく、マスコミ等で報道されている通り、輸送費をはじめとする様々な間接コストも上昇しています。

さらに、日本円がアメリカドルに対して短期間で10%以上も急落。つまり、アメリカドルに対する日本円の価値が大きく落ちてしまったことも重なり、私たちがアメリカから購入しているケンドル製品も「インフレ」が止まらないのです。


今後も安定供給できるよう、私たち社員が一丸となって頑張ってまいります。

また、引き続き皆さんのカーライフが豊かになるよう、有意義な情報を「Kendallラボ」でアップしていきたいと思います。

引き続き、応援をよろしくお願いします!

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