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  • 執筆者の写真Kendall Lab

なぜターボ付き軽自動車は、早めのエンジンオイル交換が必要なの?

皆さんこんにちは!Kendallラボ担当・ケン太です。

私の初めての愛車は、ターボ付きの軽自動車でした。ターボのお陰で気持ち良くドライブできたこともあり、走行距離はわずか3年で6万5千kmを超えてしまいました。

もしも同じ車種のターボ無しを選んでいたら、「三度の飯よりドライブが好き」というまでになっていなかったかもしれません。


ご存知の通り、軽自動車は販売台数ランキングの上位を占めるほどの人気ぶり。

動力性能や快適性に“ゆとり”が生まれる、ターボ付き軽自動車はとくに注目されています。

実際に、ターボ付き軽自動車にお乗りの方も多いのでは?


今回のKendallラボでは、ターボ付き軽自動車オーナーさんの「なぜターボ付き軽自動車は、早めのオイル交換が必要なの?」「どのタイミングでオイル交換をすれば良いの?」といった素朴な疑問にお答えします。




そもそも「ターボ」って何?どんな役割があるの?

クルマのエンジンには色々な種類がありますが、大雑把に「ターボ付き」と「ターボ無し」の2種類に分けられます。「ターボ付き」のエンジンには、「ターボチャージャー」という“大きなパワーを生み出す”ための部品が付いています。


ターボチャージャーの役割を「超」が付くほどカンタンに説明すると・・・クルマは、エンジンの中に吸い込んだ空気を、ガソリンまたは軽油と一緒に爆発させたときの力を使って走ります。

ターボチャージャーは、エンジンの中にたくさんの空気を送り込み、爆発する力(パワー)をより大きくするという役割を果たしています。


ターボ付きの軽自動車が660ccという小さな排気量のエンジンにも関わらず、一般的な普通車と同じように走れるのは、ターボチャージャーの働きがあるからこそ。

最近では「パワーを出す」という目的だけでなく、「燃費を良くする(燃焼効率を上げる)」という目的でもターボチャージャーが積極的に使われるようになっています。



「ターボ付き軽自動車は、オイル交換を早めに」といわれる理由

ここで思い出していただきたいのが、「エンジンオイル」の役割です。

Kendallラボの記念すべき(?)第1回目「意外と知らない『エンジンオイルの役割』をおさらい!」で詳しく解説していますが、エンジンオイルの役割のひとつに「高温になるエンジンを冷やす『冷却作用』」があります。


ターボチャージャーが付いたエンジンは、その仕組みにより「発熱量が大きくなる」という特徴があります。また、軽自動車は車体が小さいため、エンジンルームの広さに余裕がなく、放熱が難しいという問題もあります。

エンジンを冷やすためのエンジンオイルそのものが、熱の影響を受けて劣化しやすくなる・・・それが「ターボ付き軽自動車は、オイル交換を早めに」といわれる理由のひとつです。


もうひとつの理由は、ターボチャージャーにエンジンオイルを循環させるための油路(=油の通り道)がとても狭いということです。

エンジンオイルには、エンジン内部をキレイにする「清浄分散作用」という役割もあります。

ガソリンの燃えカスや金属粉などで汚れたエンジンオイルを長く使っていると、その汚れがターボチャージャーの狭い油路に詰まり、故障を引き起こす原因になることがあるのです。



どのタイミングでオイル交換をすれば良いの?

軽自動車を含むターボ付きのクルマの場合、エンジンオイルを交換するタイミングとして「2,000km~5,000kmまたは半年」という話を聞いたことがあるのではないでしょうか?

自動車メーカー各社のアナウンスによると、ターボ無しのクルマは「1万~1万5千kmまたは1年」となっていることが多いのですが、ターボ付きのクルマはその半分にあたる「5,000kmまたは半年」となっていることが多くなります。


自動車メーカー各社がアナウンスしている「5,000kmまたは半年」という目安は、あくまでもメーカーが推奨するエンジンオイルの使用を想定した場合のもの。

“長持ちエンジンオイル”として長い歴史を持つケンドルエンジンオイルの場合、「1万kmまたは1年」を目安に安心してお使いいただけます。


なお、ケンドルエンジンオイルをターボ車に使用する場合、交換目安は「シビアコンディション」に該当するものとしています。

シビアコンディションについては、過去のKendallラボ「あなたのクルマ、シビアコンディションに該当していませんか?」をご覧ください。


ターボ付き軽自動車用エンジンオイルの「粘度」については、多くのメーカー推奨エンジンオイルで5W-30となっています。

ケンドルエンジンオイルなら「GT-1 High Performance SYN Blend 5W30」「GT-1 dexos1 Full Synthetic Motor Oil Gen2 5W30」「GT-1 Endurance 5W30」などのエンジンオイルを、クルマのタイプや使い方などに合わせてお選びください。


 

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