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0W-20や10W-30ってなに?エンジンオイルの粘度の基本

皆さんこんにちは!Kendallラボ担当・ケン太です。

先日、父のクルマを運転する機会がありました。私のクルマにはない、最新の運転支援システムが装備されていたのですが、今さらながら“クルマの進化”に驚いてしまいました。

私が愛車に「もみじマーク」をつける頃には、自動運転が当たり前になっているのでしょうか?

自動運転車なら「初心者マーク」や「もみじマーク」は不要なのかもしれませんが・・・。


さて、今回のKendallラボのテーマは、「0W-20や10W-30ってなに?エンジンオイルの粘度の基本」です。

オイル交換はいつも、自動車ディーラーや整備工場に「おまかせ」という方にも、是非知っておいていただきたい「オイル選びの入門編」的な内容です。




粘度とは、エンジンオイルの「粘り気」のこと

「愛車に合うエンジンオイルを自分で選ぶ」というのも、カーライフのちょっとした楽しみのひとつです。

お米やお酒、シャンプーや化粧品などを選ぶように、エンジンオイルも気軽に選べるようになれば良いのですが、なかなかそうもいきませんね。


エンジンオイル選びのポイントはいくつかありますが、大前提となるのがエンジンオイルの「粘度(ねんど)」です。

ここではあまり難しく考えず、エンジンオイルの「粘り気」を表す数字だと思ってください。

エンジンオイルのボトルや缶を見ると、「0W-20」や「10W-30」などの数字が表示されていますが、その数字が表しているのがSAE粘度です。


粘度は「0W-20」「5W-30」「10W-40」「10W-50」などさまざまですが、基本的に数字が小さいほど、「粘度が低い」ことを表します。

粘度が低いエンジンオイルほど「さらさら」、粘度が高いエンジンオイルほど「とろとろ」「ねばねば」しています。

ちなみに、粘度が低いと「柔らかいエンジンオイル」、粘度が高いと「硬いエンジンオイル」と表現されます。


気になるのは「柔らかいエンジンオイルと硬いエンジンオイル、どちらが良いの?」という点ですが、自動車メーカーがクルマごとに指定・推奨する粘度のエンジンオイルを選ぶのが基本です。

自動車メーカーが指定・推奨するエンジンオイルの粘度は、クルマの取扱説明書に記載されています。

また、取扱説明書には使用するエンジンオイル量も記載されていますので、必ずチェックしておきましょう。



0W-20や10W-30などの数字が示す「粘り気」以外の意味

「0W-20」や「10W-30」などの「W」とは、「Winter(冬)」を意味しています。

「W」の前の数字が小さくなるほど、「低温時のエンジンの始動性が良い」ことを表します。

なお、「0W」ならマイナス35℃、「5W」ならマイナス30℃、「10W」ならマイナス25℃まで対応します。そして、「W」より後の数字が大きくなるほど、「高温時でもエンジンを保護するための油膜保持性が高い」ことを表します。


「0W-20」や「10W-30」などの数字が表すのは「低温時の始動性」「高温時の油膜保持性」という説明をしましたが、エンジンオイルの粘度に関係する温度とは、エンジンや水温、路面などの温度ではなく「外気温」です。

しかし、現代のエンジンオイルは、低温から高温まで対応できる「マルチグレードオイル」ですので、外気温の影響を心配する必要はありません(極寒の地や砂漠地帯などでは別ですが)。


ちなみに、低温から高温まで対応できるマルチグレードオイルを世界で初めて世に送り出したのは、何を隠そう私たち「Kendall(ケンドル)」です。商品名はKendall Superb 10W30。

Kendallがマルチグレードオイルを販売する以前のエンジンオイルは「シングルグレード」と呼ばれるもので、外気温の影響を受けるエンジンオイルだったのです。


次回の「Kendallラボ」では、エンジンオイルの粘度を変える意味・効果などについてお話ししたいと思います。

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