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オイルを交換するならロングドライブの前後どちらが良い?

三度の飯よりドライブが好きな Kendall ラボ担当・ケン太です。

帰省や旅行などの際、特別な理由がない限りクルマで出かけています。目的地までのドライブが何よりの楽しみなのです。

そんな私ですが、神戸から東北や南九州までの道のりを、一般道のみでドライブするという知人にはとても敵いません。


今回の Kendall ラボのテーマは「オイル交換をするならロングドライブの前後どちらが良い?」です。「ドライブを終えてから交換すべきか?交換してからドライブすべきか?」そんなふうに迷ったことがある方には、今回の記事が参考になるかもしれません。



ロングドライブで新しいオイルをエンジンに馴染ませる


「ドライブを終えてから交換すべきか?交換してからドライブすべきか?」考え方は色々とあると思いますが、ケン太としては「ロングドライブは交換後に」をオススメします。そもそも、交換時期に差し掛かったエンジンオイルを長く使うことは、エンジンにとって良いことではありません。


少し前まで、新車は購入後しばらくは「慣らし運転」が必要とされてきました(現在でも「慣らし運転が必要」とメーカーが公式に案内している車種もあるようです)。慣らし運転の目的は、真新しい部品同士を少しずつ馴染ませることで、クルマの性能をきちんと発揮させると同時に、クルマの寿命を延ばすというものでした。新しいエンジンオイルも同じように、エンジンに馴染ませて(適度に熱を加えて)から使うほうが、エンジンオイルの性能を発揮しやすくなる傾向があります。


気になる “ドライバーの体感”としては、Kendall エンジンオイルの場合、粘度が同じ他銘柄のエンジンオイルと比べると、交換当初は「少し硬いかな?」、「少し重いかな?」と感じられる方が多いかもしれません。それでも、200~300km 走行後には「ちょうど良い」と感じていただけるようになるはずです。


したがって、ロングドライブの前にエンジンオイルを交換して、200km~300km ほどの距離を“エンジンオイルの慣らし”に充てるのが良いでしょう。そうすることで、ドライブの途中からエンジンオイルがしっかりと性能を発揮し始め、ドライブ後 の“普段使い”に戻る頃には、理想的なオイルの状態に仕上がります。その理想的な状態が長く持続することが、ケンドルエンジンオイルの良さです。


余談ですが、ボルトやナットからミッションの精密ギアまで、自動車部品のほとんどは強度を高めるために、必ず熱処理(熱を加えて鋼の性質を変化させる技術)されています。その熱処理に使われる油は、まっさらなものよりも、意図的にほんのちょっとだけ酸化させたくらいのものが馴染みが良く、「ちょうど良い」そうです。ホントに油は奥が深いですね。



オイル交換の際はオイルフィルターの交換も忘れずに


一般的に、オイルフィルター(オイルエレメント)の交換は、「オイル交換 2回につき1回」とされていますが、エンジンオイルの交換サイクルが短い場合を除けば、オイル交換のたびに交換しておくほうが良いでしょう。とくに、他銘柄のエンジンオイルからケンドルエンジンオイルに初めて乗り換える方には、オイルフィルターを必ず交換することをお薦めしています。


オイルフィルターは、エンジン内部で発生したスラッジ(燃えかす)や、部品同士が擦れ合うことで発生した金属粉などの汚れを取り除くための大切な部品です。そのことはご存知でも、一度使用したオイルフィルターには「古い(汚れた)エンジンオイルが数百 cc 残っている」ことを見逃していませんか?


オイルフィルターを交換しないことで、せっかくの新しいエンジンオイルに古いエンジンオイルの汚れが混ざることは避けたいものです。また、異なる銘柄(メーカー)のエンジンオイルが混ざると、エンジンオイル全体の寿命に影響を及ぼす場合があります。そのような理由から、やはりオイルフィルターはエンジンオイルと1セットでの交換がベストです。